寿命と病

　ごっつい体格に蚤の心臓。

　ネズミの寿命は約2年らしい。
　
　うちに初めてやってきた、色ネズミ夫婦の生年月日は不明。
　ショップに半年位滞在してたのは聞いた。
　生後1ヶ月でショップに来たとして、購入した時点で7ヶ月。
　今月で生後13ヶ月か。
　実際、もうちょっと経ってそうだなぁ。
　
　にしても、まだ早い。

　画像の父ちゃんをさっき手に乗せて、「あれ？」と感じた。
　力がいつもより無いというか、覇気が無いというか。
　元々大人しく、手から外に出ない子だったけど、、こんな、ネコみたいに
　ペタンとなって撫でられっぱなしになる子ではないのに。

　それ以外は至って普通。食欲もあるし。
　こういう場合、様子見るしかないんなろうなぁ。
　
　動物は様子見てるうちに手遅れになることが多いんだけどね、、。


　一方、奥さんはというと、腫瘍かかえてます。いわゆるガンですね。
　左脇に皮下腫瘍、右脇に乳腺腫瘍。
　1歳過ぎると好発するらしい。飼育状況に関係なく。（って言ってもこの子の場合、ショップ
　では水ボトルが無く、コーンやひまわり類の種子ミックスが主食っぽかったような、、）
　痛がったり苦しんだりしている様子もなく、日常を過ごしてます。
　薬や手術も考えたけど、いろいろ調べているうちに、
　「このままにしておいた方がいいんじゃないか？」
　という結論に達しました。
　針金で縫われたり、再発したり、術後1週間以内に亡くなるケースがやたら目に付いたり。
　このままにしておこうと決めたのは、ある動物病院のページ。
　1歳過ぎたら手術のリスクも高まるから、この先（寿命）を考えたらこのままにしておくのも
　ひとつの手段では？という、お医者さんの言葉。
　うっすら考えていた結論が決定的に。
　そこそこ健康を気遣いながら（今更だけど）、好きな食べ物を普段より多めに与えてます。

　これは寿命を考慮した上での結論。
　若い固体なら、最善の治療を尽くしてあげるのがベストなのかも知れない。
　結果どうあれ、それが後々の後悔に影響するんだと思う。


　なんて。
　まだ半年しか飼育してないのにね。
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小動物用　ICU装置